尼崎市の30～40代女性のための不妊治療専門鍼灸

季節の変わり目、気温差も激しく暖かいと思ったら寒くなったり…
スギ花粉飛散も本格的となってきました。毎年この時期の花粉症で悩まれている方も多いのではないでしょうか…
妊活中で体調管理に十分気をつけているものの、アレルギー対策もとなればさらに大変です。
くしゃみ、鼻水が止まらない、目がかゆい…
そんな症状が辛い時期は、薬膳料理を積極的に取り入れて、体の中からしっかりとバリアを張りましょう。

中医学では、花粉症を引き起こす原因として、体内エネルギーである「気」が関係していると考えられています。
「気」が不足すると、体力、免疫力が低下してアレルギー物質が体内に侵入し、症状を引き起こします。
花粉症対策には、「気」を生み出すために重要な働きを持つ臓器「脾（ひ）」を強めると共に免疫力を高める食材を取り入れることが重要です。

【花粉症対策 おすすめ食材】
 豆類
 イモ類
 きのこ類

豆類…豆は、脾のパワーを強め代謝を高めて気を補う作用があります。
きのこ類…体にエネルギーを与え、免疫力UPの効果があります。
いも類…粘膜の炎症を抑える作用が高い。
　　　　特に里芋がおすすめです。

【花粉症のタイプ別おすすめ食材】
□冷えタイプ…水っぽい鼻水やくしゃみが出るタイプ。体が冷えているので、
　　　　　　　玉ねぎ、ねぎ、しょうがなど温める食材を積極的に取り入れましょう。
　　　　　　　また、はとむぎもおすすめ。体内の余分な水分を排出します。
□熱タイプ　…目の充血や、肌のかゆみがあるタイプ。こもった熱を冷ます
　　　　　　　きゅうりやトマト、なすなどの食材を。生薬であるミントもスーっと
　　　　　　　した香りと共に鼻をすっきりとさせます。
　　　　　　　刺激物、辛いものは症状を悪化させてしまうので控えましょう。

【花粉症対策 養生レシピ】
 じゃがバター
（体のバリア機能向上）
 きなこ、里いもの青じそ風味
（里芋の煮物にきな粉をふりかけ青じそをのせる。）
 ハーブティー
（クコの実、ミント、カモミール。こまめに飲むのがおすすめ。）

簡単にご紹介しましたが、ぜひこの時期に積極的に取り入れてみてくださいね。
春はストレスを感じやすく、メンタルの不調にも悩まされやすい季節です。
春の暖かさに少しずつ体を慣らし、ゆっくりと切り替えていきましょう。

食生活の見直しは必ずあなたの身体を変えます。
妊娠できる身体にご夫婦で取り組んでみましょう